古いのに新しい。その2
ブロードコム社のBCM94360CS2を
MacBook Air Late2010 11に取り付けるに
あたって購入したものあれこれ。
これまでもMacbook Proたちの
開腹手術はなんどもしていたので
たかをくくっていたら
工具箱をひっくり返しても
まったく工具が足りない。
中国からきたBCM94360CS2を目の前にして
触れないのはどうにも納得がいかず
その日のうちに秋葉原の専門店でドライバーを
近くのホームセンターでヘックスレンチを
それぞれ手に入れた。
できるだけモノトーンのもの、という
いつものルールを守って手に入れたのが
以下の2品。
ANEXのドライバーはMacBook Proの
作業時に購入したことがあったので
同じシリーズを購入。エンド部分の
色違いのところがくるくる回って使いやすい。ヘックスレンチセットは三井コーポレーション製。
T6以上のヘックスは持っていたのだけど
今回T5が必要だったたので、セットで購入。
工具箱の中でばらけず、見た目もいい。いざ分解。道具があれば
もともとのAirPortカードの取り外しは簡単。
プラスチックの青いヘラは確か
何か分解系の工具を買ったときの付属品。
2本のコードを少しだけ上にコジって
取り外すのに使ったけどなくてもイケる。ブロードコム社のBCM94360CS2を組み込むと
横にあった配線の取り付け箇所が
上側に変わるけれど
配線の長さ自体は余裕で足りた。
カプラー部分を押し込んで接続。
元々のAirPortカードをとめていた
ネジは使えなくなるけれど
何の加工もせずちゃんと治まる。
約10分で無事、換装は完了。起動すると、めでたく11acで通信できるし
bluetoothも問題ないようだ。
AirDropもHandOffもちゃんと対応。
と、思ったらなぜかApple Watchによる
ロック解除だけができない。
BCM94360CS2を付けると現れた
システム環境設定>セキュリティとプライバシーの
「Apple WatchでこのMacのロックを
解除できるようにする」のチェックボックスを
クリックすると……延々待たされた上にとエラーが出る。
システム情報>wifi欄の「自動ロック解除」は
「対応」となっているのに……。
ここからが長かった。
続く。